夏コミの当落通知が窓無しの封筒で届く夢を見ました神城です、ごきげんよう
あ、知らない人のために補足すると、コミケの当落通知の封筒は受かってたら窓付き、受かってなかったら窓無しの封筒で送られてくるのです。因みに重量もまるっきり違うわけですが。心臓に悪い・・・悪夢だ・・・つか正夢じゃないだろうなコレ!?不安ばかりが募ります・・・。


最近小説を買いました。なんだか百合っぽい表紙のを2冊。感想なんぞを書いてみようかと。

バニラ A sweet partner (スーパーダッシュ文庫)

バニラ A sweet partner (スーパーダッシュ文庫)

感想

大変良い百合でございました。もう秀逸だと思いマス!
この話は銃の所持が認められた日本が舞台。その中で起こっている連続狙撃事件の犯人である二人の女子高生のお話です。ワケありで家を出て一人暮らしをしている海棠ケイと、そこにしょっちゅう泊まりにきてる梔(くちなし)ナオ。二人はライフルによる連続狙撃殺人事件を起こして行くわけですが、結局足がついてしまい警察に追われる事に。交通機関による高飛びが出来ない事を察した二人は通っている高校に篭城します。二人の行く末は・・・?
と、あらすじはこんなところでしょうか。私があらすじ書くとあんまり面白そうにならないな・・・orz
ですけれどもなんというか二人の互いの信頼の深さとか、互いの為に間違った道でも突き進む一途さとか・・・。互いに暗い部分がある二人なのでそういったところを埋めあっているところとかね。互いを好きでいられるのって幸せだな・・・って。
最後の方は最悪のシナリオが頭をよぎって「この二人に救いのある最後をお願いします・・・!」と思わずにいられなかった。
百合好きには是非読んでほしいな、と思います。むしろ貸すから読んでくれ!!!(どうやってだよ)


2冊目〜

吸血の季節 (集英社スーパーダッシュ文庫)

吸血の季節 (集英社スーパーダッシュ文庫)

感想

んー百合・・・?
というのが、百合っぽい表紙と百合っぽい出だし(本当に読み始めてすぐですよ)、中盤の展開で百合好きに手に取らせておいて(そうでない人もいるかもしれないですが少なくとも私はそれ目的で買った)最後はコレ・・・?っていうのが一読した感想で。
この話は殴られ屋の主人公・鳴沢燈が吸血症の少女・朱美沙衣と血液提供者・小見山鏡花の吸血行為を見てしまったところから始まります。死んだ沙衣の妹・亜矢の死は沙衣に原因があるとして彼女を狙う男。その男から沙衣を助けた燈。燈に負け、逃げ帰った男の復讐の手段とは・・・?そして亜矢の死の真相は・・・?
という感じの話。(要約するのが下手で申し訳ない)
まぁ確かに行為自体は百合やし・・・でもやっぱりラストがあんまり気に入らないですね、私は。あとあんまりキャラが好きになれなかったのもあるんですけど。




とまぁ百合小説2冊の感想はこんな感じ。私個人的にはバニラの方が断然お勧め。機会があったら手に取ってみるのも良いかと。